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エジプト旅行記その13
9月1日
久しぶりにぐっすりと7時間眠り起床。
朝食はもちろんブッフェ。
さすがシェラトン。なんでもありで、目移りしそうなくらい種類があって、朝からしっかり
食べる。
ガラ空きなのに、同じ日本人というだけでカップルと同席にさせるウエイター。
・・・・・だ。

再びきれいなルクソール空港へ。
24時間前に来たばかりだったのにもう帰る。
空路カイロへ。

本当はこの日は完全フリーだった。
しかし2日前からレダさんに勧められていたオプショナルツアーがあり、折角来たのだから・・・と、私たち4人はまたも行動を一緒にする。

空港から1時間ほどのダハシュールへ直行する。
そこは2×4平方キロメートルの中に5基のピラミッドがある。
カイロから離れると徐々に田舎町へ。ナツメヤシの木がたくさん茂る緑の中を進み、砂漠らしい景色の中に入る。
エジプト旅行記その13_c0058445_116417.jpg

おお~屈折ピラミッドが
来た~~~~~っ!!
このスネフル王のピラミッド、建設途中に地盤沈下が起きたために設計を変更して出来たとか・・・?
1辺は188mもあるだそう。
遠くから見てもやはり大きい。

エジプト旅行記その13_c0058445_11141092.jpg
そして(通称)赤のピラミッド!
なぜ赤かというと、表面の化粧石がはがれて見えてきたこの石たちが他のピラミッドに比べて赤っぽい色をしているから。
レダさんは「この石が作られた頃、ここは海だったのかも知れません。珊瑚の赤の色が石になったのでしょう」と。
スケールの大きな話だ。
ちなみにこれもスネフル王のピラミッド。↑の屈折ピラミッドの後に作ったのだそう。


ダハシュールの目的は、このピラミッドに入ること。
(◎∇◎;)! またか・・・?と思われるかもしれないが、それがピラミッドなのだ。

エジプト旅行記その13_c0058445_11293252.jpg
ギザにあるカフラー王のピラミッドより傾斜もゆるい(高さ105m・1辺220m)ので楽勝なのかと思っていたら、友人のガイドブックには内部はかなりきつい階段が待っているという。
ヒィィィィィ(゚ロ゚;ノ)ノ 
真ん中あたりに入り口があるのがわかるでしょうか?
そこから入ります。

相変わらず内部は湿気がものすごく、一気に汗が吹き出ます。
!!
ここは狭い!天井が今までで一番低く狭いかもしれない。
入っているのは私たち4人なので、せかされることもなくそれぞれのペースで下ります。
下りきると四角く天井の高い空間が出現。そこにははるか高い位置まで続く階段が。
またしても登るのかぁ~~~!!
わかっていたとはいえ、また登ります。
登りきり、狭い通路を抜けると玄室。
カフラー王の玄室の10分の1くらいしかない広さ。天井だけはやたら高い。
ここ、アンモニアの匂いがキョウレツ!
いたたまれなく退出する。
当然来た道を汗をダラダラたらして戻る。
ここは入り口でカメラチェックがなかったので、登りついでに振り向いてシャッターを切る。

エジプト旅行記その13_c0058445_11403073.jpg

階段を登る友人。
年齢秘密。

調子に乗ってたくさん写真とってたら(全部暗くてブレてボツ写真)入り口の係員に注意された。

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出口から地面に降りる友人。
年齢秘密。
王家の谷筋肉痛でモモが痛いので、後ろ向きに降りている。
「こうすると痛くない」友人談。


エジプト旅行記その13_c0058445_11441094.jpg

途中視線を先に向けると、はるか向こうに見えるカイロ。
車で1時間離れたところが見えるなんて、やはり高い建造物なのね。
空気が澄んでいると、ギザのピラミッドも見えるらしい。
青空の下半分は砂煙で、残念ながら見えなかった。

無事地面に到着。
前日アメンヘテプ2世王墓の地獄で免疫がついたのと、湿布の効果で筋肉痛がなくなっていたのもあって、思っていたより余裕があった赤のピラミッドだった。
(後日この余裕が偽りのものだったの知る)
by yama-hiji | 2005-09-24 11:52 | お出かけ
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