↓で来月までチケットがなーいと言っていましたが、前日の夜20時過ぎになにげな~くサイトをチェックしていたところ2FのA席1列目があったのでついぽちっと。
そんなわけで行ってきました。 8月10日 ソワレ エルファバが雅原さんに。新役です♪ 雅原さんはアイーダの時に一瞬濱田さんに声が似てる!と思ったのですが、エルファバに関しては私はそんなに似てると思いませんでした。確かに中音域は響きが似ているところがあるけれど。 前回が明るく元気な樋口エルファバだったので、生真面目そうな感じの雅原エルファバだと、はっちゃけまくっている苫田グリンダとの組み合わせは迫力負けしてしまうかも。 でも初代エルファバの濱田さんはまじめで卑屈なエルファバ像だったから、それを踏襲しているのかもしれない。 私はエルファバ、グリンダ、フィエロはいろんなタイプがいてもいいと思うので(特にこの作品に関しては)、いろんな人で観てみたいです。 そしてその組み合わせ方によっていろんな効果が生まれると思うので。 そして、ボックが伊藤さんに。山本さんはどうして2回だけで代わってしまったんだろう? いい感じのボックだったと思ったのになぁ。 そして佐野オズ。今回メガネを忘れて行ってしまったので、双眼鏡でしっかり見てきました。 おかげでしっかり表情も見えまして(^_^;) 前回の課題(?)のエルファバが娘だったと知った時の表情もしっかり見てきました。 あの場面、演出上さっさと退場させられるので、オズの悲しみが表現しづらいよね。あそこ、もっと尺が長い演出ならば、佐野さんならどう演じるのかなぁと思ってしまった。 ほら、ファントムの最後みたいに…。 そして今回、Wonderfulの場面でいろいろ思うことが。 正直、これまでWonderfulの場面は唯一退屈な場面と感じていたのです(-_-;) なんでオズは「ワンダフル」と歌うのに、エルファバは「ワンダほー」って歌うのかな~四季はどうしてそういう風にしたのかな~とかそのくらいしか考えてなかった。 (でも今回佐野さんは ワンダ ほ ル みたいな発音だった!歌い方変えた!) だけども今回、オズに胡散臭く言いくるめられるのはもちろん、人を説得するには納得行かせるだけの話術があれば、善いことだけを信じて突き進んできたエルファバも、“オズの国の最高の魔女になれる”なんて騙されちゃうし願っちゃうんだろうなぁなんて思わされました。 これ、四季の歌詞ではすごく浅い感じで歌われるけれど、元々の歌詞は結構深くって、このストーリーのテーマである“見方を変えれば…”ということを表しているのよね~。だからエルファバもうっかりぐらっとしてしまうっと。 そんな胡散臭い佐野オズ陛下、やっぱりいいです♪ 海外作品を日本語で上演するにあたり、訳詞で歌われているのだけれど、Wickedの訳詞は正直イマイチな気がする。 というのは、ボイトレで『Defying Gravity』と『For Good』に取り組んだ経験から。そしてボイトレでは扱わなかったけど、家での発声練習曲に『Wizard and I』をやっていた。 英語詩で歌っていたため、日頃聴いていたニュアンスとは違って深いなぁという印象がある。 ひねくれた言い方がいかにもアメリカのニュアンスで、日本語にするにあたり、わかりにくいということになったのかな? オペラ座の怪人の『Point of No Return』なんかは、結構独自の日本語詞になっているけれど、 “もはや退けない 行く手には未知の愛の喜び”なんて素っっ敵な歌詞になっているので、 これはこれでイイのですが(^_^;)
by yama-hiji
| 2013-08-15 21:22
| 観劇
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