8月8日 マチネ
オペラ座の怪人 : 高井 治 クリスティーヌ・ダーエ : 土居愛実 ラウル・シャニュイ子爵 : 鈴木涼太 カルロッタ・ジュディチェルリ : 浅井美波 メグ・ジリー : 中里美喜 マダム・ジリー : 戸田愛子 ムッシュー・アンドレ : 増田守人 ムッシュー・フィルマン : 平良交一 ウバルド・ピアンジ : 永井崇多宏 ブケー: 金本和起 土居クリスティーヌを観るのはこれで4回目なのだけれど(1・2回目、3回目)ちょっと痩せた? 6月に観た時より表情豊かになっているし、ドタドタ歩く感じも改善された気がする。 でも、なんか違う。やはりセリフかな(-_-;) 声質もあるんだよなぁ。 鈴木ラウルは前回も観たけど、あっさりしてるんだよなぁ。全力でクリスを守るという感じがないというか。 ラストの地下室に現れた時は若干髪の毛は乱れているけど、カーテンコールの時はきれいに戻ってる。 他のラウルはシャツも髪も乱れたまんまだよね? 高井さんは前日にファントムを演じて2000回だったらしく(公式には発表していない)、大きな拍手をもらっていました。 この日はなんと言ってもミュージカル・アカデミーのイベント日。 第1回の前編・後編は劇中劇ハンニバルの解説でしたが、今回はイル・ムートでムッシュー・レイエ役の林さんが司会。 林さんも好きな役者さんなので嬉しいが、このイル・ムートの場面が大好きなので、幕が開いてこのセットが出てきた時に、ワーイ!と心の中で大喜び。 アカデミー恒例のリハーサル着で登場したヘア・ドレッサーと宝石商とコンフィダントとメグ・ジリー。 おーっほほほほほ~♪ といつもの登場シーンで歌ってくれます。 以前からこのヘア・ドレッサーと宝石商のお2人の声がものすごくいいので、なんという役者さんかなと思っていたのですが、アンサンブルの方なのでよくわからなかったのです。 今回ヘア・ドレッサーは五十嵐春さん、宝石商は佐藤圭一さんと判明。ほうほう♪ コンフィダントの小野さんとメグの中里さんも、すっぴんだけどカワイイ♪ 持っている小道具の話や奥様との関係など、細かく説明してもらい、まだ次回観る時のポイントを把握。 引き続いて、伯爵夫人役のカルロッタの浅井さん(素顔にビックリ!若い!)と、セラフィーモのクリスティーヌの土居さん(これまた素顔にビックリ!かわいい!)とドン・アティーリオの瀧山久志さん登場。 瀧山さんの声、ドンのバリトンの声もいいんだけど、普通に喋っている声もたまらなくいい♡ この3人は声楽出身のため、モーツアルトのフィガロの結婚をまねたこのイル・ムートから話を広げていきました。 林さんがイル・ムートとは英語でThe Muteのことと説明してくれ、ほう!とビックリ。 (わたしゃ羊飼いかと思ってたよ(^_^;)) セラフィーモが喋らない役なのでMuteなのだそうです。ほうほう。 また、劇中にボックス席に座っている支配人たちが持っているパンフレットの解説も。 フランス語で、監督・ムッシュー・レイエ 、プロデューサー・ラウル・シャニュイ子爵、美術はマリア・ビョルンソン(このオペラ座の怪人の本当の美術の人)と書いてあるとか、何幕か忘れたけど、マダム・ジリーによるなんとか~とか、モーツアルトの未完のオペラの広告が入っているとか。 このパンフレットは支配人が持っているので、実際には観客にはまったくもって見えない小道具なんだけど、そういう細かな細工がされているというのがおもしろいです。 イル・ムート、全幕観てみたい(人 ̄  ̄).☆.。.:*・° それから、衣装スタッフが出てきて、18世紀のロココ調の装飾の説明をしたり、ヘアメイクさんの当時の白塗りや髪に粉をはたく理由の説明や、舞台監督が出てきて、ベッドの大きさの秘密や降りてくる幕のスピードの違いの説明など、へぇ~~~な話もたくさん。 バレエの場面の説明もあって、ダンサーのみなさんが出てきて、あの動きは~だからなど説明。 この第3幕と呼ばれるバレエシーンはシェルバンバレエと呼ばれているそうで、かわいい男の子のことをシェルバンと呼ぶそうな。 男の子が森に迷い込んで、妖精たちが踊っている中に紛れてきた…というシーンだそう。ほうほう。 林さんが劇中で使われているバレエ用語の説明を(昔図書館で調べたとか)して、林さんのオペラ座愛も感じました♪ 最後の質問コーナーではシェルバンの田中元気さん、カルロッタの浅井美波さん、クリスティーヌの土居愛実さん、メグ・ジリーの中里美喜さん、ドン・アティーリオ瀧山久志さんが再び登場。 支配人室からイル・ムートへの変換の時のメグ・ジリーは16秒しかなく、四季の作品の中で一番の早替えだという話。 その他いろいろあって、一時間の盛りだくさんのイベントは終了。 このイベント大満足です! あまりにもりだくさんで、記憶が薄れそうになりつつもやっとアップしてみました(^_^;) (と、苦労して書いたら公式に出た―) つぶやき:イベントを観て思ったんだけど、土居さんは小さくてかわいくて、おとなしい感じの人なので、 他の役ならもっといい感じで演じられるのではないのかしら? いろんな経験を積んでからでもクリスティーヌは遅くないと思うの~。
by yama-hiji
| 2012-08-12 17:28
| 観劇
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