激白ルポ
今の職場では、こういう話を聞くのが日常茶飯事だ。 第3者から見れば、別れればいいのにと思っても、当事者はそれなりの意味を持ってその関係を続けている。 仕事ゆえ、入院しているその人を中心に考えることが多く、あなたがあなたらしく生きていくにはこうした方がいい、こういう考えたはどうだろうと 提案することが多い。 もちろん、その人自身がどう考えても家族不和の原因であることもあり、あなたのこの行動が誰々を苦しませているのよと伝えることもある。 でも、所詮それはその人自身のこと。 結論を出すのは当事者だ。 時には「どうにかしてください」とすがる人もいる。 でも、そこはやはり当事者がどうにかするしかないのだ。 小児科時代、被虐待児の子どもにも多く出会った。 子どもでも自分で決定することができる。 きっとお母さん・お父さんはもう自分のことを愛していないのだろう。 そう分かっていても、自分の親は‘悪い人’とは言えないのだ。 先行き不安な状態での退院なんて、よくある話だ。 体を治して、ハイお元気で~とはいかない現実。 人の気持ちはそう変わらないので、それに関わった者としては不全感が残るのも日常茶飯事。
by yama-hiji
| 2009-08-07 14:45
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