8月3日マチネ 初めて観た時のキムは本田美奈子さんだったので初演。 その後もキムを演じていたと思い込んでいたのですが、これを書こうと 思って調べてみたら初演だけだったのですね。 それだけキムの印象が強かったのかも。 当時、興味のない友達を誘って観に行って、内容が内容だけに、友人は どんよりとして感想も交わすことなく帰った記憶。 その後観劇から離れ、四季にはまり、再び興味を持ったミス・サイゴン。 2年前の公演は前売りを取りそびれ、結局売り切れで観られなかったので、今年はしっかりチェックをして取りました。 開幕して間もなく市村さんの病気による降板のお知らせ。 市村エンジニアを観ることができなくて残念でしたが、筧エンジニアも 駒田エンジニアも違った個性で楽しめました。 新演出ということでしたが、20年前の記憶がブイ・ドイと命をあげようの場面とラストくらいしか覚えていなかったので、どれも新鮮。 8月8日マチネ ベトナム戦争版マダム・バタフライこのストーリー。 誰もが報われなくて、観終わるとほんとつらい。 美しい曲はたくさんあるのに、残るものがつらい。 浅く観るとクリスのばかやろー!になるし、エレンの都合のいい 解釈になんだかなあとか思うけれど、何もかもが戦争に巻き込まれた人々の取るべきして取った行動なのかも考えると。 偽ミッキーを着せられてアメリカに渡ったタムはこれからどう生きていくのかなとか、エンジニアに少しだけでも救いをと思うと、 観終わった後のカタルシスが私にはなくて、やはりつらいのです。
by yama-hiji
| 2014-08-08 23:59
| 観劇
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