9月23日 マチネ 2年振りに再演した今年のコーラスラインは3週間しか上演しなかったので、前回もっと観たいと思わせてくれたけれども売り切れ状態で、結局前予していた千秋楽になってしまいました。 前回突如田邊さんの怪我でキャスティングされた田中さんと、ラリーが影山さんから渡久山さんに変わった以外は最後までキャスト変更はなし。 今年のこのキャスト、全体のバランスもよかったけれど、それぞれがその役を生きていてとてもよかったです。 きらびやかな衣装や豪華なセットがない分、その役者さんがその役をどう演じるかが出てしまうので、セリフが歌がなくて立って他の人の話を聞いている時の表情なんかも見逃せません。 ザックが語らせる“自分がどんな人間なのか”が、その役者さんにすっと入っていると、ただ立っている時も目の伏せ方や指先の使い方とか、ちゃんとその役になっているか出るんですよね。その仕草がシーラだったりボビーだったりしていて、セリフがなくても感動するんです。 退団して今はアメリカの大学に留学中の鈴木伶央さんのブログを読んだ時、そんなようなことが書いてあって、素敵な役者さんだなぁと思い、また留学が終わったら舞台に戻って欲しいなと思いました。 それから先日、瀧山久志さんのブログでも俳優とはについて書かれていて、感動しました。 ちゃんとそうやって役に真摯に向き合っている人の舞台って、観ていて違うんですよね。 だから、「□□の舞台に○○さんがキャスティングされてる!観たい!」って思うのは当たり前だと思うのです。 四季の御大は作品主義を前面に出してるけど、でもね…ずいぶんキャストによって違いますよ。痛感! 話しはずいぶんずれてしまったけれど(^_^;)、大好きなこの作品が観られるのはまた2年くらい先かな? その時またいいキャストで観られますように♪
by yama-hiji
| 2013-09-28 18:08
| 観劇
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