月一オペラ座にしていますが、今週佐野ファントムの登場にて行ってきました♪ 佐野さん、ビーストを2か月連投していたのに、中2日でファントムとは( ̄□ ̄;) この暑い中、20kgといわれるビースト衣装着て 2か月…。 お疲れさまです。 でも、ファントムを観ることができてすごくうれしい♪ 高木クリスと鈴木ラウルと佐野ファントムという組み合わせは初めて観るので、どんな感じになるか楽しみにしてました。 今年に入ってから佐野さんが登板の時は熱血飯田ラウルだったので、熱く対決するファントム像が演じられてて、ラストの隠れ家のところは気迫に満ちた展開になるのです。 鈴木ラウルはスマートなカッコよさが売り(私個人の見解です)なので、佐野さんも若干抑え気味だった気がします。 高木さんも物静かなクリス像なので、3人のバランスを考えると、あのくらいのファントムの壊れっぷりくらいがいいのかなと思いました。 やはりこういう舞台は何回か観ていると、キャストによる相乗効果って絶対あると思うのです。 2月に佐野ラウルが復活した時の高井ファントムのあの激しさはビックリだったもの。 いつもは ‘歌の魔力さえあればクリスティーヌは私のもの~’ な怪人なのに、熱血佐野ラウルの登場で別人格が出てきてたものw 今回アンサンブルで寺田さんが。 あんないい声なのに、アンサンブルでもったいないなと思って観てました。 でも、ヘアドレッサーのソロパートであの美声が聴けて良かった♪ 東京公演でもブケーやってくれないかなぁ。 それから、高木さん。このところ土居クリスをよく観ていたせいか、低音から高音まで声のトーンが同じなので、歌が美しいなとしみじみ。 結構ビブラートの強い歌い方なんだけど、聴いてて心地いい声なのよね。 (苫田さんはすごく響く高さと、かすれがちな音があるので、その点は残念な気がするけど、苫田クリスは演技がいいので嬉しいクリス) 佐野ファントムはその動きがいつ見ても美しい(人 ̄  ̄).☆.。.:*・° ボートを漕ぎながらクリスティーヌを操る右手の指先とか、PONRでは全身黒いマントで覆われているのにその手だけで感情表現する。 そして以前も書いたけど、やはり、最後の隠れ家のシーン。 ベールを愛おしくすくうようにして抱きしめてから~の「わが愛は終わりぬ」のあのファントムの美しい決別。 あの最後の5分を観るべく、今後も通うことでしょう(^_^;) そうそう、先日ニコ動で25年前の初演の市村ファントム野村クリス山口ラウルの動画を見つけた。→コレ。 四季側が歌ウマなファントムを推したけれど、ロンドンスタッフが市村さんで!と初演キャストになったというオペラ座。 やはり制作側のイメージはこういう演技の狂気のファントムなんだなぁと実感! 佐野さんはその初演から携わっているので、それを踏襲しているんだとよーくわかりました。
by yama-hiji
| 2012-09-01 00:55
| 観劇
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